網戸・窓がサッシから外れる










お客さんから「網戸と窓がサッシから外れるので直して」と連絡があり、現地調査をしました。おそらく下地がシロアリにやられて腐っているので、下地からやり直す必要があることを事前に連絡。調査の結果やはりシロアリに下地材(土台・大引・根太)がやられて写真の通りスカスカでした。長手方向に大引きを2本追加して300㎜ピッチで根太を設置しその上に15㎜の強化合板とさらにコンパネを貼って無垢フローリングを設置。フローリング材は今まで使われていたものをやすり掛けして裏面を再利用。また木材を少しでも長持ちさせたいので、通常の対応ですが防蟻材をしっかり塗ってあります。古民家では木材を現地調達していることが多く、土台となる柱や根太は製材されていないことが多く設置の間隔(ピッチ)も450㎜以上であることが多い。そういった事象を改善するため土台となる大引・根太の間隔を狭くしていけば必然的に建物の強度も上がる。